派遣の仕事が決まらない?40代でも大丈夫!とるべき年代別対策

派遣の仕事が決まらない!?40代でも大丈夫!とるべき年代別の対策

最終更新日 2023/12/28
執筆者:Hidenori

 
この記事をご覧の方はこのようなことを考えてらっしゃるのではないでしょうか?
 
「派遣の仕事が決まらない」
「応募したのに派遣会社から連絡がない」
「派遣会社の社内選考が通らない」
「40代になってから派遣の仕事が決まらなくなった」
「とにかくすぐ仕事を決めたい」
「面談にたどりついても落とされる」
 
少し前の私も、同じ状況でした。

・応募しても応募しても面談・職場見学に進めない
・派遣登録会へ足を運んでも仕事を紹介してもらえない
・面談の日程が決まっていたのにキャンセルされる

 
散々な目にあい、精神的にも参っていました。当記事では現役派遣社員の私が、あなたの「派遣の仕事が決まらない」を解決します。
ぜひ、最後までご覧ください。

仕事が決まらないのは精神的にきつい


派遣の仕事が決まらないのは想像以上にきついです。例えばこんな感じです。
 

・いつ就業先がきまるのか不安
・派遣仕事が決まらず貯金を切り崩す
・失業保険も切れそう
・応募しても企業面談にまでたどり着けない
・自分のどこに問題があるのかわからない

 
私自身も、次の派遣現場が決まらなかったときは焦燥感でいっぱいでした。少しずつ減っていく貯金残高、やることがなくて精神的に不安定。やめておけばよいのに2chで「派遣・紹介されない人のスレ」を見る。
 
派遣会社からは一向に来ない連絡(来てほしくないときにはいっぱい連絡来たのに・・)このようにどんどん気持ちが暗くなっていきます。

派遣仕事が決まらないのは次の3ケース

派遣の仕事が決まらない3つのケース

派遣の仕事が決まらないケースは次の3つに分けられます。まず、自分がどのケースに当たるのか把握しましょう。

仕事が決まらないケース①:そもそも仕事を紹介されない

最も多いのがそもそも仕事を紹介されないパターンです。派遣会社に登録して「仕事を紹介して欲しい」と言っているにも関わらず紹介してもらえないケースです。

仕事が決まらないケース②:就業先の面談・職場見学で落とされる

派遣先を紹介してもらえ、なおかつ社内選考も通過。その後の、就業先の面談・職場見学でお断りされてしまうケースです
 
派遣先での面接は法律で禁止されています。しかし、面談や職場見学という名目で実質面接が行われています。
 
「あと一歩のところで仕事が決まらない」時間と交通費をかけ、落とされるのは精神的にきついです。

仕事が決まらないケース③:派遣会社の社内選考が通らない

案件に応募しても社内選考いるものが通らず面談までたどり着けないケースです。例えばこのようなケースです。
 
派遣会社から「このような案件がありますけど応募しませんか!?」と打診があり応募。しかし、応募すると「社内選考で見送りになりました」と面談まで行けません。
 
派遣会社の社内選考は完全なブラックボックスです。なので、求職者からするとストレスのかかる落とされ方です。
 
以上、3つのケースを紹介いたしました。当然のことながら、それぞれのケースでやるべきことは違います。派遣仕事が決まらないケース別の対応方法を次章でご紹介いたします。

派遣の仕事が決まらない時のケース別対策

派遣の仕事が決まらない時のケース別対策

この章では3つのケース別の対策をご紹介いたします。

ケース➀:そもそも仕事を紹介されない時の対策

そもそも仕事を紹介してもらえないときの対策は2つあります。
 
1つ目は登録してある派遣会社のマイページを最新情報にアップデートすることです。派遣会社は1日に何人も求職者が登録します。その中で、過去あなたが登録したデータは新しい求職者に埋もれてしまっています。
 
派遣会社からしても何年もマイページの更新されていない人には紹介しづらいでしょう。なので、マイページはこまめに更新しましょう。
 
職歴の編集・入力

 
2つ目はこちらから派遣会社にアプローチすることです。
 
派遣会社に紹介して欲しいとただ言うだけでは紹介してもらいづらいです。派遣会社の応募サイトを通じてこちらかも積極的に応募しましょう。
在宅ワークあり

 
こちらはマンパワーの例です 「応募する」ボタンを押下し、積極的に応募しましょう。
 
案件とスキルがよほどマッチすれば派遣会社からも仕事を紹介してもらえます。しかし、派遣会社から連絡があるのはレアケースです。働きたい案件があれば自分から積極的に応募しましょう。

ケース②:派遣会社の社内選考が通らない時の対策

派遣会社の社内選考の倍率は2.5倍だそうです。つまり1案件に対しておよそ3人の求職者で競争が行われています。
 
もちろん人気の案件の倍率は高くなり、そうではない案件は低くなります。ただ、平均は2.5倍だそうです。
 
なので、ある程度社内選考に落ちるのは織り込んでいかなければなりません。ただ、その中でも社内選考を突破する方法はあります
 
社内選考突破する方法は「マイページのプロフィール文を充実させる」ことです派遣会社からしてもマイページのプロフィールが充実していないと仕事を紹介しづらいです。
 
また、更新もこまめにしておきましょう。例えば、最終更新日が3年前になっている人には案件を紹介しづらいです。マイページの最終更新日が新しいだけで、紹介してもらいやすくなります。
 
私は、過去どうしても社内選考突破したくてプロフィールを充実させました。結果、社内選考を突破し面談に行くことができました。その時、私がやったことがこちらです。

・資格取得をしたものがあれば追記
・業務経験をなるべく詳細に記載
・応募先企業の案件に沿って自己PR文を加筆修正
・履歴書・職務経歴書を最新のものにアップデート

 
このようにマイページを更新すれば社内選考突破の確率は格段にあがります。

ケース③:就業先の面談・職場見学で落とされた時の対策

就業先の面談・職場見学で落とされた時の対策をご説明いたします。
 
このケースでは、結論、面談・職場見学まで行けた派遣会社に再度紹介をお願いすることが大切です。
 
面談・職場見学までたどり着いたということは社内選考には勝ち残ったということです。つまり、あなたがその派遣会社の一押しだったということです。
 
あなたが希望すればきっと他の就業先も紹介してもらえるでしょう。よってとるべきアクションは・・・

・最終面談まで行けた派遣会社に「他の案件も紹介してください」と連絡する
・最終面談まで行けた派遣会社から出ている派遣求人に応募する

 
この2つです。加えて、面接対策をしっかりとすれば次の面談・職場見学ではよい結果が残せるのではないでしょうか?

【年代別】20代、30代、40代、50代の派遣の仕事が決まらない時の対策

年代別 派遣の仕事が決まらない時の対策

ポテンシャル重視の20代と経験重視の40代、50代では対策も異なります。ここでは年代ごとの対策をご紹介します。

20代で派遣仕事が決まらないときの対策

派遣社員において20代という若さは大きなアドバンデージです。しかし、20代には経験が浅いという弱点があります。実務経験が十分にない場合もあるでしょう。
 
そこで、20代の方にはプロフィールを充実させることをおすすめします。具体的には派遣会社のマイページを更新しましょう。

例えば、前職が事務職であればこのように書き換えてみましょう。

プロフィールの具体的な書き換え方

書き換え前:事務職 一般事務として電話対応や書類作成を実施
▼ このように書き換えましょう
書き換え後:事務職 事務職としてデータ収集・書類作成を実施、部内のデータを収集加工し資料にまとめ上げる業務、Excel(VLOOKUP・Match/index)、Access等のオフィスツールを使用

 
自分が働いていたイメージができるように書くことがポイントです。プロフィールがキチンと記載されていれば派遣会社からも声をかけやすいです。
 
また、就業意欲も高いと判断してもらえます。きちんと職歴を記載して、自己アピールをしましょう。

30代で派遣仕事が決まらないときの対策

30代の派遣の仕事が決まらないときに取る方法は「実務経験アピール」です。30代の派遣であればポテンシャル≦実務経験となってきます。
 
コールセンターの仕事を例に説明します。
 
これまでコールセンターで働いたことがなかった場合、「コールセンターの経験なし」と書くのはもったいないです。
 
「前職の事務ではTELは25件/日対応しておりました。よって、電話対応は得意です」といったように過去の類似経験から「経験者」を装いましょう。
 
0→1にするのはだめですが、1→5に“盛る”のは許容の範囲内です。
 
他にも・・・

・過去やってきた仕事のメインとサブを入れ替える
・実績を“少し”誇張する
・類似の業務経験をアピールする

 
くらいのことは許されます。積極的に実務経験をアピールしていきましょう。

40代で派遣仕事が決まらないときの対策

40代で派遣仕事が決まらない時の対策は次の2つです。
「実務経験をアピール」「過去お世話になった派遣会社へのアプローチ」です。
 
実務経験をアピールするのは先述したとおりです。
 
40代で派遣先が決まらない場合は、加えて過去お世話になった派遣会社にこちらからアプローチしましょう。
 
過去、働いたことがある派遣会社はあなたのことがデータベースに残っています。よほどトラブルを起こしてやめたとかでない限りは、仕事を紹介してもらいやすいでしょう。
 
派遣会社からしても全く実績のない人に働いてもらうより、勤務実績のある人に働いてもらう方が何かと好都合です。よって、40代で派遣先が決まらない場合は過去お世話になった派遣会社にもう一度アプローチしましょう。

50代で派遣仕事が決まらないときの対策

50代で派遣仕事が決まらないときは全リソースを使い決めに行きましょう。やはり、50代は派遣市場において不利です。ハンデをすべて吹き飛ばすくらいの勢いでやれることはすべてやりましょう。
 
具体的には・・・

・派遣会社のマイページ(プロフィール)のアップデート
・応募する仕事へ合わせて自己PRを変更
・過去就業したことのある派遣会社へアプローチ
・新しい派遣会社に登録する
・応募条件の変更(希望条件を下げてみる)
・とにかく応募しまくる

 
このように持てるリソースをすべてつぎ込み、やることをすべてやって就業先を見つけましょう。一度、就業してしまえばそこからステップアップしていくことも可能です。
就業先を見つけることが第一優先ならリソースをすべて使って就業先を見つけましょう。

派遣の仕事を決める究極の方法!!

派遣の仕事を決める究極の方法

派遣、仕事を究極の方法は案件に応募しまくることです。これは、営業と同じです。契約を取りたければ営業の数を増やす必要があります。
 
派遣も同じで、就業先を見つけたければ応募数を増やす必要があります。
 
大手派遣会社でまだ、登録していないところがあればこの機会に登録しましょう。大手派遣会社はやはり案件数が豊富です。派遣仕事をとにかく決めたいのであれば登録する派遣会社を増やしましょう!

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。参考になる情報はございましたでしょうか?
 
私も、2年前は派遣仕事が決まらずかなりやばかったです。
・派遣先が合わず3か月で退職して無職
・貯金0(むしろ当時は借金があった)
・10件以上応募するも派遣会社から連絡なし
 
当時は応募したのに連絡がない派遣会社に殺意すら覚えたものです。しかし、応募しまくることによってどうにかこうにか派遣先を見つけました。
 
派遣先が決まらない状況は本当にきついです。当記事がそんな悩みを解決する一助になれば幸いです。改めて、最後までお読みいただきありがとうございました。

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派遣会社の強みや評判を総合的に確認できるので、テクノサービスの口コミ情報と合わせて確認するといいと思います。
 

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この記事の執筆者

HIdenori

様々なアルバイト、ケータイショップの職を経て2010年よりネットワークエンジニアの道へ。NTTデータ・NTTドコモ・NTTcomなどの派遣社員を経験、現在もNTT系の企業で派遣社員として働いている。