薬剤師の派遣会社ランキング6選!単発スポット派遣バイトも徹底調査

薬剤師に強い派遣会社ランキング

執筆者:noriko
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この記事では派遣で薬剤師の仕事を探すなら、どこの派遣会社に登録するのがオススメなのかをランキングにして紹介しています。
 
薬剤師の仕事は高時給のものが多く、スポットや週2、3日などの働き方も選択できるので人気が高く、多くの派遣会社が取り扱っています。
 
しかし、数が多いのでどこの派遣会社が良いのか迷ってしまう方も多いことでしょう。
 
この記事では求人数や特徴、口コミなどを反映して薬剤師に強い派遣会社を紹介いたします。派遣会社選びの参考にしてください。

目次

薬剤師派遣会社の選び方

薬剤師の派遣会社の選び方

派遣会社を選ぶ際のポイントは、薬剤師求人数が多いことが重要です。
 
なぜなら、求人数が多いとおのずと選択肢が広がり、良い条件の仕事に出会える確率が高くなるからです。
 
反対に選択肢が少ないと妥協をしてしまったり、なかなか決まらずに求職の期間が長くなってしまいます。
 
また、求人数が多いということは、過去も多くの人を調剤薬局やドラックストアなどの派遣先に送り出しているため、薬剤師業界に対しての専門知識が豊富であったり、長く取引がある派遣先の事情も把握しているので、勤務時間やシフトの交渉などと言った希望も通りやすく、派遣会社の細かいサポートも期待できます
  
さらに、求人数が多いと薬剤師を希望する登録者も自ずと集まってくるため、研修などの福利厚生が手厚くなります。
  
上記をふまえて、薬剤師の仕事を探す際に派遣会社選びを迷ったら、まずは全体の求人数が多く、通える範囲にも求人が豊富に出ている派遣会社をオススメします

派遣会社に何を重視するかは人によって異なる

薬剤師を専門としている派遣会社は、会社によって特徴が大きく異なります。
  
空いた日を活用するためにスポット派遣を希望するのか、ブランクがあって不安だから研修制度が整っている方がよいのか、お得に仕事をしたいから福利厚生を重視するのか、派遣会社の選び方は人それぞれです。
  
薬剤師派遣会社を選ぶ際に、比較されやすい特徴をまとめました。派遣会社についての詳細は次項のランキングをご覧ください。
  

スポット派遣で選ぶ

一般的な派遣でも3ヶ月など期間が限定されやすい薬剤師派遣は、スポット派遣と組み合わせて登録している人も多数いますが、意外とスポット派遣を取り扱う薬剤師派遣会社は多くありません。
 
スポット派遣ならエリアは限定されますが、(首都圏・東海)「ファーマプレミアム」が調査時点(2023年4月)で1,974件と圧倒的に求人数が多く、スポット派遣で登録したい人向きです。
 
他に、スポット求人の検索ページがある「ファルメイト」スポット求人のメール配信サービスがある「アプロ・ドットコム」もオススメです。
 
ただし、スポット派遣は派遣法により働ける人が限定するため、注意しましょう。
 
以下を満たしていればスポット派遣を行うことが出来ます。学生や高齢者、夫の年収が500万円以上の妻などが対象になります。
 

【スポット派遣が可能な人の条件】

  • 60歳以上の高齢者
  • 学校教育法の学校(専修学校、各種学校を含む)の学生または生徒。(定時制、通信制の課程の在学者等を除く)
  • 本業の年間収入の額が500万円以上
  • 主たる生計者ではなく、世帯の年間収入の額が500万円以上

 

研修制度で選ぶ

未経験やブランクありの方が薬剤師派遣を行いたいなら、派遣会社で研修制度が整っているところがオススメです。
 
数ある薬剤師派遣会社の中でも特に研修制度が整っているところは「ファルマスタッフ」「ヤクジョブ」になります。
 
充実した入職時導入研修やスキルアップ研修、e-ラーニングなどを受けることができます
 
また、HPでも研修制度充実や新卒、未経験、ブランク向けの特集が組まれているため、そういった方が登録しやすい雰囲気になっていて、アドバイザーも未経験やブランクありの登録者に慣れているために丁寧に対応して貰えます。
 

福利厚生で選ぶ

社会保険や育休産休などの基本的な福利厚生はどの派遣会社でも対応しています。
 
派遣会社によっては、仕事以外の時間を豊かに過ごすためにライフサポートの福利厚生を行なっている会社もあります。
 
薬剤師派遣会社では、保険料が安く、入院での付加金給付やジムや宿泊料金が優待価格で利用できる「薬キャリ」や、140万件以上の飲食やレジャーなどの優待対象施設をお得な価格で利用することが出来る「ヤクジョブ」がオススメです。
 
こういった福利厚生を利用する方であれば、福利厚生で比較するのも一つの選び方になるでしょう。
 
ちなみに、薬剤師派遣に重要な「薬剤師賠償責任保険」はこのページで紹介している派遣会社は全て完備されています

薬剤師に強いおすすめの派遣会社ランキング6選

薬剤師求人が充実おすすめ派遣会社6選
当サイトがオススメする薬剤師に強い派遣会社をランキングにしました。
 
このランキングは薬剤師派遣の求人数が多い順に作成しております。派遣会社選びの参考にしてください。
 
また、以下で紹介している派遣会社6社は全て「薬剤師賠償責任保険」が完備されています。一日からでも保険が適応されますので、安心して仕事に臨むことが出来ます。
 
派遣会社への登録は何社でもOKなので、気になる派遣会社があれば複数登録するのも手です。求人数が多くなる分良い仕事に出会える確率も上がります。
 
求人数や特徴などを踏まえて自分に合った派遣会社を見つけてみましょう。

1位:ファルメイト

ファルメイト pc sp
ファルメイトは株式会社ファルメイトが運営する派遣求人をメインに取り扱った転職支援サービスです。薬剤師派遣・求人専門の人材会社として15年以上の実績があります。

 

社名 株式会社ファル・メイト
設立 2004年
薬剤師求人数 4,568件(2023年4月調べ)
登録方法 ・WEB登録
・電話登録
拠点 大阪本社を含む全国7拠点(2023年4月調べ)

 

求人数圧倒的1位、単発派遣も得意

ファルメイトのおすすめポイント
  1. 薬剤師派遣求人数がダントツの1位
  2. 関西・関東エリアでも、時給2,800円+交通費全額支給を最低保証
  3. 単発派遣求人も多数
  4. エキスパート薬剤師として正社員の働き方もある

 
ファルメイトの特徴は薬剤師派遣の求人数がダントツに多い事です。
 
本社のある大阪・関西圏と関東を中心に、全国的に薬剤師派遣の求人を保有しています。
 
ファルメイトは地方は弱いと言われていますが、それは正社員を含めた件数で転職支援サービスを比較した場合になります。派遣の求人数に関しては多い方になります。
 
また、ファルメイトは高時給が約束されています。
 
関西・関東エリアでも、時給2,800円+交通費全額支給を最低保証してくれます。(一部を除く)もちろん地方はより高時給求人が多くあります。
 
単発派遣も得意で、長期派遣とは別に単発派遣用の求人ページもあります。単発派遣でも関西・関東エリアは最低時給2,800円が保証されています。
 
様々な職場で働きたいけれど、正社員としての安定もほしいという方は「エキスパート薬剤師制度」がオススメです。
 
エキスパート薬剤師制度はファルメイトの正社員または契約社員として採用され、職場は原則として3ヵ月毎に見直され、複数の店舗を掛け持ちする場合もあります。
 
エキスパート薬剤師の待遇は、大手調剤薬局チェーンの管理薬剤師並みの好待遇なのも魅力です。

ファルメイトに登録する

2位:ファルマスタッフ(メディカルリソース)

ファルマスタッフ pc sp
ファルマスタッフは株式会社メディカルリソースが運営する転職支援サービスです。メディカルリソースは大手調剤薬局チェーンである日本調剤のグループ会社であり、優良派遣事業者に認定されているため、安心して利用することが出来ます。

 

社名 株式会社メディカルリソース
設立 2000年
薬剤師求人数 1,856件(2023年4月調べ)
登録方法 ・WEB登録
・電話登録
拠点 東京本社を含む全国12拠点(2023年4月調べ)

 

ブランクありでも安心の充実した研修制度

ファルマスタッフの特にオススメするポイント
・研修制度が整っていて未経験やブランクありでも安心
・全国12箇所と薬剤師派遣会社としては拠点数が多い
・高時給求人も多数

 
薬剤師派遣は即戦力を求められる職場が多く、未経験やブランクがある方は就業にあたり不安を持っている方も少なくないと思います。
 
そのような方にオススメなのがファルマスタッフです。ファルマスタッフは薬剤師専門派遣会社の中でも特に研修制度が充実しています。
 

・教育研修制度
 ー入職時導入研修
はじめて派遣就業される方や新しい勤務先にかわる方に、15分程度の入職時導入研修を実施
 
ーキャリア支援研修
1年ごとに週所定労働時間に応じて2~8時間のキャリア支援研修を実施
 
・スキルアップ情報
毎月の給与明細に、症例や薬剤についての最新情報、よくあるご質問などを同封。わかりやすくポイントをがまとめてあるので、実務にすぐに活用可能。
 
・ファーマシーセミナー
日本薬局学会主催のファーマシーセミナーの参加費を補助、実質無料でセミナーへご参加が可能。
全国主要都市で毎月開催されていて、新薬や最新の治療方法についての講習が受けられる。認定薬剤師の単位取得対象となっている勉強会。
 
・JPラーニング
薬品、疾患をベースにした実務知識から薬剤師に必要な法律や保険制度まで幅広いジャンルをドリルと豊富な資料でe-Learning学習が可能。

 
ファルマスタッフは薬剤師専門の派遣会社としては拠点数が12箇所と多いのも特徴の一つです。
地方などの遠方だと面談が電話やWEBでの対応になってしまいますが、拠点が近くにあれば対面で相談できるので、自分の希望やキャリアプランについてもじっくり相談することが可能です。
 
拠点があることによって地域密着でしっかり派遣先との関係性が出来ているので、求人先の業務内容や職場環境などの他に求人情報からは見えてこない部分まで具体的に把握することができます。
 
また、ファルマスタッフは調査時点(2023年4月)で時給3,000円以上が1,210件(全体の69%)と多く、高時給求人を探している人にもオススメです。

ファルマスタッフに登録する

3位:薬キャリ(エムスリー)

薬キャリ pc sp
薬キャリは派遣の他にも正社員やパートの求人を取り扱う薬剤師専門の転職サイト。運営するエムスリー株式会社は、医療業界に特化したビジネスを行っていて、病院や医療施設などでも圧倒的な知名度を誇ります。

 

社名 エムスリー株式会社
設立 2000年
薬剤師求人数 1,793件(2023年4月調べ)
登録方法 ・WEB登録
・電話登録
拠点 2拠点/東京・大阪(2023年4月調べ)

 

ママ向け薬剤師派遣なら薬キャリ、保険組合も魅力

薬キャリの特にオススメするポイント
・関連サイトとして主婦向けの派遣求人サイトも運営
・保険料が安く、福利厚生が充実

 
薬剤師派遣は残業なしや週3日など自分に希望するライフスタイルに合わせて仕事が出来るので、主婦や子供がいる方などにも人気の働き方です。
 
その様な中で薬キャリは数ある薬剤師専門派遣会社の中でも、ママ向け求人に力を入れていて「薬キャリmama」という薬キャリから派生したサイトも運営しています。
 
ママ向けの薬剤師求人検索からママ薬剤師の働き方やお役立ち情報など、知っておいて役立つ情報も豊富に掲載されています。
公開求人の他に非公開求人も沢山ありますので、限られた時間の中で働きたい方、子供がいることに対して寛容な職場を探している方は特にオススメです。
 
薬キャリmamaに登録する
 

また、薬キャリで派遣社員として働く場合の保険組合は「関東ITソフトウェア健康保険組合」に加入することになります。
 
関東ITソフトウェア健康保険組合は一般的な企業の多くが入る全国健康保険協会よりも保険料が安く、優待内容が充実しているのでとても人気があります。
 

【関東ITソフトウェア健康保険組合優待内容の一例】
①病気や怪我での入院、出産などに付加金が給付される
②約8,000件の保養施設・宿泊施設を破格で利用できる
③フィットネスクラブ「コナミスポーツクラブ」「セントラルスポーツ」「へるすぴあ」の法人価格利用で利用できる

 
他にも各種検診・検査がお得になったり、インフルエンザ予防接種の補助や補助金の出る旅行サービスが利用できたりと、盛り沢山の優待サービスを受けることができます。
 


 

薬キャリに登録する

4位:ヤクジョブ(クラシス)

ヤクジョブ
ヤクジョブは、クラシス株式会社が運営する薬剤師の求人サイトです。クラシスは大手調剤薬局のさくら薬局グループ会社になります。薬剤師だけではなく、看護師、医師の専門求人サイトを運営していて、医療業界に強みを持っている会社です。

 

社名 クラシス株式会社
設立 1996年
薬剤師求人数 1,764件(2023年4月調べ)
登録方法 ・WEB登録
・電話登録
拠点 東京本社を含む全国7拠点(2023年4月調べ)

 

充実したキャリアップ制度と、お得な優待が豊富な福利厚生

ヤクキャリの特にオススメするポイント
・キャリアアップのための制度が豊富
・福利厚生に力を入れている

 

ヤクジョブはキャリアアップのための制度が充実しています。
 

・入職時研修
入職前に学んでおくべき「安全衛生管理」「個人情報保護」などについて、オリジナル「入職時研修テキスト」による学習を実施
(設定研修時間0.5時間の給与を支給)
 
・キャリア形成支援研修
「マナー・接遇」などの基礎から、「調剤実務」、さらには最新の「調剤報酬」に至るまで、派遣薬剤師として必要とされる内容について学習
(就業の状況に合わせた設定研修時間の給与が支給)
 
・キャリアアップ研修
日本薬剤師研修センター認定対象の集合研修会の無料受講制度。
 
・JMPラーニング
研修認定薬剤師を目指される方向けの日本薬剤師研修センター認定e-ラーニング制度。

 
また、ヤクジョブは福利厚生にも力を入れていて、2つのサービスを受けることが出来ます。
 
1つ目は、「ベネフィット・ステーション」を利用できることです。
ベネフィット・ステーションは大手企業や官公庁にも人気がある福利厚生アウトソーシングサービスで、全国140万件以上の優待対象施設をお得な価格で利用することができます。対象施設数が多いので年齢層や人生のステージに関わらず、誰でもお得に利用することが出来ます。
 
2つ目は、「K・POINT」という仕事の就業期間に応じてポイントが付与されるサービスです。
ポイントは年間最大20ポイント(20,000円相当)、ポイントは旅行や習い事、記念日の食事などの利用分を翌月の給与時にキャッシュバックする事が出来ます。
 

 

ヤクジョブに登録する

5位:アプロ・ドットコム

アプロ・ドットコムは株式会社アプロ・ドットコムが運営している薬剤師専門の求人サイトです。
薬剤師が立ち上げた薬剤師派遣・求人専門の人材会社として20年以上の実績があります。
 

社名 株式会社アプロ・ドットコム
設立 1998年
薬剤師求人数 1,273件(2023年4月調べ)
登録方法 ・WEB登録
・電話登録
拠点 2拠点/東京・大阪(2023年4月調べ)

 

紹介予定派遣で正社員を目指す方にもオススメ

アプロ・ドットコムの特にオススメするポイント
・完全独立系の薬剤師専門派遣会社
・紹介予定派遣の求人数が多い
・単発求人のメール配信サービスがある

 
アプロ・ドットコムは完全独立系の薬剤師専門派遣会社です。
 
他の大手薬剤師派遣会社は大手薬局などのグループ会社などで、その系列の求人に強みを持っていますが、アプロ・ドットコムの場合は完全独立系のため、特定の企業をプッシュすることなく、フェアな立場で求職者に寄り添った提案を心掛けていて、ヒアリングに定評があります。
 
また、アプロ・ドットコムは紹介予定派遣求人数が多く、調査時点(2023年4月)で632件(全体の49%)と、沢山ある薬剤師専門派遣会社のなかでも多い求人数となっています。
 
紹介予定派遣で、仕事内容や職場の雰囲気が自分に合っているか、実際に働きながら知れるので、直雇用後のミスマッチの可能性が低く、のちのちは正社員として薬剤師で活躍したい方にオススメです。
 
単発求人を希望する方にもアプロ・ドットコムがオススメです。
 
「単発求人プレミアクラブ」という勤務可能な単発求人情報をリアルタイムでメール配信してくれるサービスも行っています。
突発的に求人が出やすい単発求人は事前にHPから検索出来ないものも多いです。メール配信を登録しておけば、単発求人が出たら検索しなくてもメールで送られてくるので、単発求人を活用したいは登録しておくと良いでしょう。

 

 

アプロ・ドットコムに登録する

番外:ファーマプレミアム(ハイペリオン)

ファーマプレミアムは株式会社ハイペリオンが運営している薬剤師専門の求人サイトです。
対象エリアが限定されていて、首都圏(東京・埼玉・千葉・神奈川など)、東海(名古屋・尾張・西三河・東三河)の地域に特化しています。
 

社名 株式会社ハイペリオン
設立 2006年
薬剤師求人数 1,109件(2023年4月調べ)
登録方法 ・WEB登録
・電話登録
拠点 1拠点/東京(2023年4月調べ)
※対象エリア:首都圏(東京・埼玉・千葉・神奈川など)東海(名古屋・尾張・西三河・東三河)

 

エリアは限定されるが、スポット派遣にダントツの強み

ファーマプレミアムの特にオススメするポイント
・首都圏・東海に特化している
・スポット派遣の求人数が多い

 
ファーマプレミアムに掲載されている求人は首都圏(東京・埼玉・千葉・神奈川など)東海(名古屋・尾張・西三河・東三河)のエリアがメインとなっています。
 
全体求人数は上位の派遣会社よりも少なくなりますが、エリアの求人数の割合で考えると東京などの首都圏や名古屋の求人数が他社に比べても多くなります。
 
そして、スポット派遣の求人数が多いが多いことも特徴です。
 
上記表の求人数の他にスポット派遣が調査時点(2023年4月)で1,974件ありました。スポット派遣は急遽決まるものも多く、事前に公開求人として検索できない派遣会社が多い中で、この件数は圧倒的です。
スポットカレンダーで日付毎に求人検索も出来るので、検索しやすいシステムになっています。
 
また、スポットも含め時給3,000円以上の案件が豊富に扱われているため、収入面を重視している方にもオススメです。
 

ファーマプレミアムに登録する

薬剤師派遣会社での働き方

薬剤師派遣会社で薬剤師として働く場合、どの様な働き方になるでしょうか?
メリット・デメリットをまとめました。

メリット①時給が高い

薬剤師派遣は数ある派遣の職種の中でも高時給の部類に入り、時給2,500円〜3,000円以上の求人も少なくありません
 
一般的に派遣の時給は首都圏が高く、地方は低くなる傾向がありますが、薬剤師派遣はその逆で、地方で3,500円以上の時給で募集されている求人も多々あります
 
これは、地方派遣や僻地派遣の薬剤師の数が少ない一方で、調剤薬局などの職場が一定数あり、薬剤師の需要が高いため、時給も高く設定されます。
 
一般的に派遣なので賞与がでませんが、それでも年収ベースで考えた時に正社員と同等、もしくは正社員以上の収入を得ている人もたくさんいます。
 
実際に調査時点での厚生労働省が行なっている「賃金構造基本統計調査」にて公表されている正社員の薬剤師の平均年収は580.5万ですが、薬剤師派遣を仮に時給を3,000円、フルタイム、20日出勤で計算した場合、
 
576万(3,000円×8時間=2.4万 2.4万×20日=48万 48万×12ヶ月=576万)
 
となり、前提条件の場合、正社員と派遣ではほぼ同等の年収になります。
 

メリット②ライフスタイルに合わせた働き方が出来る

薬剤師派遣なら、残業なしのほかにも「1日3~4時間」や「週3~4日で残業なし」などライフスタイルに合わせた働き方も可能です。
 
薬剤師は産後に派遣として復職する方も多く、派遣会社によってはママ薬剤師歓迎や扶養内OKの求人も多く出ています

メリット③合わない職場は辞めやすい

薬剤師が働く職場となる調剤薬局では人数が限られている所が多く、人間関係に悩む方も少なくはありません。
 
自分に合わない人がいたり、職場の雰囲気が悪いと、日々ストレスを抱えながら働かなくてはなりませんが、派遣であれば契約期間が一定期間で限られているため、契約更新せずに辞めてしまうことも可能です。
 
また、人間関係に困った際は、派遣会社に相談出来ることもメリットの一つです。上手く行けば悩んでいた問題が解決することもあるので、一人で抱えずに相談すると良いでしょう。

デメリット①忙しい職場が多い

薬剤師派遣を求人している職場は、冬場などの繁忙期などでお客さんが多く人手不足なためであったり、正社員やパートの一時的な繋ぎで急遽募集するケースが多いため、初日から主力としてどんどん仕事をこなさなければならない場合も多いです。
 
また、薬剤師は限られた人員で対応するため、どちらかというと休みにくい職種となるので、小さい子供がいるなど、家庭環境で急な休みを希望する可能性がある場合は、予め休みに寛容な職場を探すと良いでしょう。

デメリット②同じ職場で派遣として長く働くことが出来ない

派遣薬剤師が同じ勤務先に留まれる期間の上限は3年です。以降は派遣先との直接雇用に切り替えるか、ほかの派遣先に移る必要があります。
 
派遣先企業はそれぞれ異なるルールがあるため、新たな派遣先で働く度にルールを覚えたり、職場での人間関係・患者さんとの信頼関係を築き上げなければなりません。

デメリット③キャリアアップが目指しにくい

薬剤師派遣は正社員などの指示を受けながら、投薬、鑑査、服薬指導、薬歴記入といった基本的な業務を行うことが中心となります。
 
在宅業務やかかりつけ薬剤師業務など、患者さんと長期に渡り信頼関係を築く必要がある業務は、期間限定で働く薬剤師派遣では担当しにくいため、キャリアの幅を広げにくくなります。また、限られた期間の中で働くため、昇進や昇給は基本的にはありません
 
「管理職になりたい」「マネジメントスキルを身につけたい」と考えている薬剤師は、派遣という働き方は向かないと言えるでしょう。
 

薬剤師派遣会社での働き方のポイントや注意点

薬剤師派遣求人を探しているならば、薬剤師特化の派遣会社に登録することをオススメします。主な理由は2つあります。
 
1.独自の教育研修やスキルアップ講座、認定薬剤師資格取得支援を実施しているため
 
派遣会社によって様々な薬剤師研修制度を設けている所があります。特に薬剤師派遣が初めての方、初心者の方、ブランクがある方は上手に利用すると良いでしょう。
 
2.取引先が多く、担当者が薬剤師の知識を有しているため
 
事務職がメインであったり沢山の職種を取り扱う派遣会社にありがちなのですが、派遣会社の担当者に薬剤師の知識がないと不安になってしまいますよね。
 
その点、薬剤師特化型の派遣会社は知識を持った担当者が対応してくれます。就業後も何か困りごとがあったとしても専門知識に長けている担当者がいるので、安心して相談することが出来ます。
 

キャリア志向の人は紹介予定派遣がオススメ

薬剤師派遣の注意点として、上記のデメリットでも紹介した様に、キャリアアップの志向性が高い薬剤師には、派遣をおすすめしません。
 
派遣薬剤師では、管理薬剤師やエリアマネージャーといった管理職になることはできませんし、規定の問題でかかりつけ薬剤師にもなれません。
 
ゆくゆくはキャリアアップしたいけれど、職場環境が分かった上で正社員として働きたいならば「紹介予定派遣」がオススメです。
 
紹介予定派遣は派遣期間中に、直接雇用の契約を結ぶかどうかを企業と派遣社員がそれぞれ検討し、双方の合意が得られた場合はそのまま正社員として直接雇用となります。
 
仕事の流れや職場環境などが派遣社員として働きながら知れるので、最初から正社員として雇用される場合より、入社後のミスマッチの可能性が低くなります
正社員雇用後は仕事内容のしばりもなくなりますので、キャリアアップを目指すことが出来るでしょう。

薬剤師派遣会社の求人情報の見方

求人票を見るときは給与、休み、勤務地、交通費が出るかなどを重視してみる方が多いと思います。
もちろんそれらの項目も大切ですが、薬剤師派遣ならではの確認すべきポイントを2つ紹介します。

薬剤師の人数や処方箋枚数

薬剤師専門の派遣会社は求人情報に薬剤師人数や処方箋枚数などの情報を掲載しています。
人数に対して処方箋枚数が多すぎないか、科目に対して適正な人員が配置されているかも確認しておきましょう。
 
店舗あたりの人数が少ないと休みを取りづらい傾向にあったり、1人当たりの処方箋枚数が多いところは、残業が当たり前になっている場合があります。
なかなか数字だけでは分かりにくいですが、気になるところは質問したり、業務量に応じた人員がきちんと配置されているかどうかは店舗見学などできちんと見ておくとよいでしょう。

薬剤師賠償責任保険に加入できるか

薬剤師派遣で働く場合、薬剤師賠償責任保険は必ず加入すべき保険なので完備されている求人、または派遣会社を選びましょう
大手は派遣会社が福利厚生で自動加入できますが、派遣会社によって自身で加入しなければならない場合もあります。
 
詳しくは、次項よくある質問:患者さんに誤った薬を出してしまった場合はどうなる?をご覧ください。

薬剤師派遣会社でよくある質問

薬剤師派遣会社で薬剤師派遣をするにあたって、よくある質問をまとめました。
 

未経験者でも薬剤師派遣で働くことは出来る?
薬剤師派遣は未経験でも不可能ではありませんが、薬剤師の専門知識や技術が必要となり、即戦力を求められるので未経験OKの求人はそこまで多くはありません
 
限られている未経験OKの求人を効率よく探すためにも、派遣会社選びが重要になります。
求人検索をする際に未経験OKの求人件数が少しでも多く、初心者向けの研修制度が整っている派遣会社に登録すると良いでしょう。このような会社は未経験の方のサポートに優れています。
 
未経験者の薬剤師派遣なら、初心者向けの研修が整っていて、未経験OKの検索カテゴリーがある「ファルマスタッフ」がオススメです。
 
未経験者OKの求人は件数も少ないため、最初はパートなどで実績を積んでから薬剤師派遣に切り替える人も多いようです。
患者さんに誤った薬を出してしまった場合はどうなる?
薬剤師はどんなに神経をつかって処方してダブルチェックなどの対策をしていても、人が行うことなので処方ミスの可能性をゼロにすることはどうしても難しいです。処方ミスの内容によっては患者さんの命に関わる問題が起こり、損害賠償を請求される可能性があります。
 
そんな状況に備えるためにも「薬剤師賠償責任保険」に必ず加入しておきましょう
 
薬剤師賠償責任保険は施設で契約するケースと個人で契約するケースがあります。福利厚生として、派遣会社が全額負担してくれる所も多いですので、派遣会社への登録時や求人情報を見る際には必ず保険がついているか確認しましょう。
 
このページで紹介ている派遣会社は全て薬剤師賠償責任保険が福利厚生で備えられています。
派遣薬剤師は無能で役に立たない?
薬剤師派遣は仕事が出来ない、無能で役に立たないと正社員に影で言われてそう、と不安に思う方も多いようです。
 
仕事ができないことについては、知識がない、求められるスピートではない、コミュニケーション不足、能動的などの理由が挙げられますが、これは派遣だからということではなく、正社員やパートにも求められることになります。
 
派遣に限って言うと、ある一定期間で職場が変わってしまうので、その職場での仕事の流れや薬の場所、レジシステムなどになれるまでは特に戸惑ってしまうことでしょう。
 
でもそれは当たり前のことなのです。そのタイミングで役に立たないというのならば、指示の仕方も問題があるということになります。薬剤師の職場は忙しい所が多いので、最初は恐縮してしまうこともあるかもしれませんが、仕事に誠実に向きあって早く職場に慣れるようにしましょう。

まとめ:自分に合った薬剤師派遣会社を選ぼう

いかがだったでしょうか?派遣薬剤師におすすめの派遣会社をご紹介しました。
 
薬剤師派遣会社は力の入れどころや特徴が派遣会社によって異なるので、なにを重視するのかによって、登録すべき派遣会社が変わってきます。
 
まずは自分がどういった環境でどういった条件の仕事を希望するのかしっかりと分析してみましょう。
 
迷ったり悩んでしまった場合は、通える範囲で求人数が多い派遣会社に登録して、カウンセリングを受けてみるのも一つの手です。
 
薬剤師の求人は専門職で限定されるため、気になる派遣会社は複数登録すると希望の仕事に出会える確率も高くなります。

派遣会社のおすすめ総合ランキング

薬剤師の派遣会社ではありませんが、当サイト推奨の最新派遣会社の総合ランキングを実際の派遣登録者からのインタビュー・評判、口コミで作成しました。
 

【最新】派遣会社のおすすめ総合ランキング

 

この記事の執筆者

noriko

大学卒業後、商社に正社員で就職。退職後は派遣社員として営業事務や一般事務などの事務職を中心に、大手会社や財団法人に就業。派遣業務を過去8年間従事した。イベント関連などの短期派遣の経験もあり。登録済みの派遣会社はスタッフサービスなど大手を中心に10社以上。プライベートと仕事の両立のために派遣という働き方を選択していた。