派遣は社会保険にいつから加入できるのか?社会保険の加入条件は?

派遣 社会保険 いつから

派遣社員にとっては、社会保険に加入できるのか?加入できるならいつから?加入条件はあるの?など非常に関心のある分野になります。詳しく解説しているので、参考にしていただければと思います。

派遣は社会保険(健康保険、厚生年金保険等)にいつから加入できるのか?

派遣 社会保険まず、大前提となるのは、派遣社員が、社会保険が適用されることは、一般の労働者とまったく同様だということです。ただ、派遣社員が一般の労働者と違うのは、働く期間が短い場合があるという点ですが、2ヶ月以上の派遣の期間がある場合、社会保険が適用されます。
 
加入日は、加入条件(詳細は、後段にて)を満たせば、法令に即して一般労働者と同じように契約期間開始日から社会保険に加入することになります。つまり、厚生年金保険や健康保険などは、契約開始日から加入するということです。
 
一般の労働者と違う点として、派遣元と結んだ派遣契約が、例えば、2か月以上の契約期間の場合で、加入条件を満たせば、契約期間開始日から社会保険に加入することになります。スタッフサービスやテンプスタッフなどの派遣元から渡される「労働条件通知書兼就業条件明示書」あるいは「就業条件明示書」で契約期間、就業日および就業時間を確認して、社会保険に加入するかどうか、いつから加入されるのか=派遣開始日をチェックしてみて下さい。
 
ただし、契約期間が2ヶ月以内と定めて雇用される者でも、更新によって2ヶ月を超えた場合は、社会保険加入条件を満たすことになり、それ以降は更新して行く限り、加入は継続されていきます。
 
詳しくは、6つのケースに分けて社会保険が適用されるかどうかを解説した社会保険適用ガイドブックがわかりやすいので、参照してみて下さい。
 

派遣の社会保険への加入

派遣 社会保険 いつから社会保険の加入は、条件さえ満たせば派遣会社で必ず加入できます。もちろん、派遣会社に登録をしただけでは社会保険に加入をする事はできません。登録をして仕事の契約をした際に加入をする事になります。
 
不明な部分については、派遣会社の担当者に直接確認をすることで、より良い契約をすることが出来ます。派遣会社でも社会保険に関する窓口は用意されていますし、契約をした後には担当者が必ずついて頂けます。
 
派遣社員の社会保険加入日は働く方にとっても気になるものになりますので、雇用契約をする前に確認をしておくことが大切です。書類の提出が遅れてしまったり、期間を満たしていない場合には直ぐに入ることが出来ませんので、事前に確認をしておくようにして下さい。社会保険の適用が拡大されてきていますので、以前では加入をする事ができなかった方でも現在では加入をする事が出来るようになっています。
 
新しく契約をする方も契約を更新する方も、確認をしておいて損をすることはありません。社会保険に入ることによって、厚生年金保険などにも入ることが出来るようになりますので、保障を考えた場合には有利になります。

社会保険の加入条件-健康保険、厚生年金保険の加入の条件は!?

社会保険の加入条件は、健康保険法第3条(定義)で定められています。わかりやすく以下に該当する部分のみ抜粋したものを掲載します。

健康保険法 第三条(定義)
 
この法律において「被保険者」とは、適用事業所に使用される者及び任意継続被保険者をいう。ただし、次の各号のいずれかに該当する者は、日雇特例被保険者となる場合を除き、被保険者となることができない
 
二 臨時に使用される者であって、次に掲げるもの(イに掲げる者にあっては一月を超え、ロに掲げる者にあってはロに掲げる所定の期間を超え、引き続き使用されるに至った場合を除く。)
イ 日々雇い入れられる者
ロ 二月以内の期間を定めて使用される者
(中略)
九 事業所に使用される者であって、その一週間の所定労働時間が同一の事業所に使用される通常の労働者の一週間の所定労働時間の四分の三未満である短時間労働者。又はその一月間の所定労働日数が同一の事業所に使用される通常の労働者の一月間の所定労働日数の四分の三未満である短時間労働者に該当し、かつ、イからニまでのいずれかの要件に該当するもの
 
イ 一週間の所定労働時間が二十時間未満であること。
ロ 当該事業所に継続して一年以上使用されることが見込まれないこと。
ハ 報酬について、厚生労働省令で定めるところにより、第四十二条第一項の規定の例により算定した額が、八万八千円未満であること。
ニ 学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)第五十条に規定する高等学校の生徒、同法第八十三条に規定する大学の学生その他の厚生労働省令で定める者であること。

法律文では、社会保険に加入できないものを記載していますが、裏を返せば、それに該当しなければ、社会保険に加入しなければならないと読み取ることができますね。簡単にまとめますと、以下のようになります。

次の1.2にいずれも該当すれば、被保険者となります。
1.雇用契約期間が原則2ヶ月超であること又は、2ヶ月が超える見込みがあること。
2.1週間の所定労働時間、月の就業日数が、通常社員の3/4以上であること。
 
つまり、月15日以上働き、1週間の労働時間が30時間以上であれば、大丈夫ということです。
 
つまり、逆に言えば、社会保険に加入したくない主婦の方は、月15日以内、1週間の労働時間を30時間未満にするような働き方ができる派遣先を派遣元に探してもらえば、夫の扶養控除内で働くことができますね。また、、九の二にあるように、学生の場合では加入をする事ができませんので注意が必要です。

 

 
なお、1週間の労働時間が20時間以上で社会保険に加入できるようになったのは、平成28年10月1日からです。それまでは、週30時間以上の労働時間であることが条件になっていました。
 

派遣社員が社会保険に入りたくない場合は?

結論から言えば、社会保険の加入を満たした場合は、社会保険に加入しなくてはいけません。社会保険に加入したくない場合、例えば、夫の扶養控除内で働くので、社会保険に加入するのはもったいないと考えている場合などは、社会保険の加入条件を満たさないように働き方を工夫する必要があります。
 
社会保険に加入したくない場合は、派遣会社に、就業日、就業時間等社会保険に加入したくない主婦向けの派遣先を探してもらうと良いです。

社会保険の加入時に必要なもの

年金手帳と雇用保険被保険者証は必ず必要になりますので、忘れずに提出をする様にしましょう。

雇用保険の加入条件

次の1.2.3のいずれも該当すれば、被保険者となります。
1.雇用契約期間が、31日以上、または31日以上引き続き雇用されることが見込まれる時。
2.1週間の所定労働時間が20時間以上であること。
3.期間を限って派遣就業することを希望する者や、期間を限った派遣就業しか見込みの立たない者でないこと。
 

労災保険の加入条件

就業開始時点から自動的に適用されます。
 
つまり、社会保険に関しては、通常に働いている方なら大抵の方は加入することができるということですので、安心して下さい。当サイトで紹介している人気の派遣会社なら、社会保険についても実績も多いので安心です。
 

社会保険の種類

社会保険に含まれる保険の種類は、「健康保険」「厚生年金保険」「介護保険」「雇用保険」「労働者災害補償保険(労災)」の5つがあります。それぞれ簡単に説明します。

健康保険

医療費の3割負担で保険診療を受けることができる保険です。誰もが知っている保険証というのは、どこかの保険組合に加入しているという証明です。
派遣会社の場合ですと、「人材派遣健康保険組合」に加入しています。

厚生年金保険

民間企業の労働者が加入している公的年金制度です。自営業者が加入するのが国民年金保険です。

介護保険

介護費用を将来に渡って国民全体で公平に賄うための保険です。

雇用保険

離職したあとに、働く意志があるのに就職できない場合、受給要件を満たしていれば、失業給付の申請ができます。

労働者災害補償保険(労災)

業務上または通勤途上において遭遇した負傷・事故等の保証をするものです。労災と呼ばれています。
 

派遣社員は 社会保険をいつから引かれる?

では、社会保険に加入することになった際に、派遣社員はいつから社会保険を引かれるのかについてですが、派遣元と結んだ派遣契約によって変わります。ですが、大抵の会社は、前月の働いた給与を翌月に支払うケースが多いので、翌月の給与から差し引かれると考えておけばよいでしょう。
 
契約期間が2か月未満の場合には、その時点では社会保険加入対象外になりますので引かれることはありませんが、契約を更新したらその更新月の1日から加入となり、手続きが必要です。その後は更新するたびに加入が継続されていく仕組みです。契約期間が2か月以上になる場合には最初から加入することになります。
 
例えば、1月入社で1月分として支払うべきものを2月の給与から差し引かれるという流れです。派遣会社ごとに給与の締め日と支払日も違いますので、この部分を正確に把握するためには登録している派遣会社に確認することが大事です。
 
通常は、1月1日に入社したら1月分の社会保険料が発生して2月の給与から天引きされます。2月に天引きされていても、これは1月分ですので、その点は注意が必要です。働いた分の給与が翌月支給になっていれば、1月分として支払われた給与で1月分の社会保険料が引かれることになって分かりやすいと言えます。

月の途中から働いた場合の社会保険料の支払いは?

よく質問として出てくるのが、月の途中で入社した場合の取り扱いです。何日に入社してもその月の社会保険料はかかりますので、たとえ1月31日入社であっても1月分を支払わなければなりません。社会保険に加入をすると月の途中からの加入であっても日割りになる訳ではありません。一か月分の支払いが必要になりますので、加入をする時には仕事の契約日と合わせて相談をすることで、月途中からの加入ではなく、初月から入ることが出来ます。
 
考えられる具体例としては、派遣会社の登録は月途中で行っておいて、仕事の契約は月の初めに行うと良いでしょう。
 
また、社会保険料(健康保険・厚生年金)は、「月末に在籍している会社で保険料を納める」ことになっています。ただし、当月徴収になっていて給与支払日以降に入社するようなケースでは、翌月に2カ月分を差し引かれることになり、額が多いと感じるかもしれません。
 

派遣社員は 保険証をいつからもらえるの?

スタッフサービスでは、社会保険加入日より3営業日(土日を除く)程度で、健康保険証が発送されると記載されています。他の派遣会社もほぼ同程度で保険証が送られてくると思って大丈夫です。
 

派遣会社のおすすめ総合ランキング2020

当サイト推奨の最新派遣会社の総合ランキングは、実際の派遣登録者からのインタビュー・評判、口コミで作成されています。
 

【最新】派遣会社のおすすめ総合ランキング2020 全部知っていますか?

最近「人気派遣会社のおすすめを厳選してランキングしました!

 

この記事の執筆者

アバター
派遣会社おすすめ登録ナビ編集部
本記事は、派遣会社おすすめ登録ナビを運営する株式会社cielo azul編集部が企画・執筆をしております。
所有資格 英検準1級、IELTS6.0、簿記2級、漢字検定2級