実体験で語る派遣切りされてしまう7つの理由とケース

派遣切り 理由

最終更新日 2020/10/03
執筆者:Hidenori
編集者:派遣会社おすすめ登録ナビ編集部(Satoshi)

 
告白します。私は派遣社員時代に3回契約終了を言い渡されました。完全に私の実力不足です。
 
また、私は20代のほとんどを派遣社員として過ごしました。その際に様々な派遣社員を見てきました。
 
その中には、仕事の出来に疑問符が付く人もいました。そして、派遣先から契約終了を告げられ、職場を去っていく人も見てきました。
 
この記事では「派遣切り=契約終了」を私自身の体験談と経験を踏まえて記載します。最終章では私が派遣切りにあった実体験もお伝えします。ぜひ最後までご覧ください。

2種類ある派遣切り

まず、派遣切り(派遣社員の契約終了)についてご説明いたします。派遣切りには2種類あります。

ケース① 雇止め:正規の手続きを以て契約終了するケース
ケース② 不当解雇:契約期間途中で派遣契約を終了されるケース

 
この記事で①雇止め(正規の手続きを以て契約終了)をメインにご紹介します。

契約終了されてしまう7つの理由とケース

契約切り終了されてしまう7つのケース
私が派遣社員時代に遭遇したのは次の7つのケースです。私は派遣社員の立場で、傍観者として見ていました。一つ一つ紹介していきます。

●派遣切りの理由ケース① 勤務態度が悪い

派遣切りで一番多いケースは勤務態度が悪いことです。具体的には遅刻・欠勤が多い人です。
 
私が遭遇した派遣切りの半分がこのケースです。遅刻や早退、当日欠勤が多すぎると派遣切りの対象となりえます。
 
完全に肌感覚ですが、月5回以上、当日欠勤や遅刻があると黄色信号です。逆に月3回位ならギリギリセーフです。(もちろんしない方が絶対にいいです)
 
勤務中の業務態度は解釈や感じ方にもよって変わってきます。しかし、遅刻や欠勤は、「3回当日欠勤」や「30分遅刻」のように明確に出てしまいます。したがって、指導の対象となりやすいです。
 
ただ遅刻や欠勤が多い=即派遣切り(契約終了)とはなりません。勤務態度が悪くて、契約終了となるケースは次のプロセスをたどることが多いです。
 

遅刻や欠勤が多い(5回/月以上)

派遣先(職場)の上司より口頭注意

勤怠改善せず

派遣先(職場)の上司より口頭注意 *2度目

勤怠改善せず

派遣会社の営業担当より注意

勤怠改善せず

文書による注意

勤怠改善せず

契約終了(派遣切り)

 
私が経験した中では、以上のプロセスを経ることが多かったです。このように勤怠が悪くても即派遣切りとはなりません。しかし、改善が見られないと派遣切りの対象となります。

●派遣切りの理由ケース② コミュニケーション能力に問題がある

派遣切り理由ケース コミュニケーション能力に問題がある
これはレアケースです。私がこのケースに遭遇したのは一度だけです。
 
理由は、コミュニケーション能力に問題がありそうな人は面談の際に落とすからです。ここで言うコミュニケーション能力とは、次の二つに分解できます。

・説明がこちらに伝わってこない
・こちらの伝えたいことが伝わっているのか分からない

 
実際のケースでは次のような出来事を繰り返すことで契約終了になりました。

・そもそも声が小さい
・空返事が多い
・その人が説明をしても伝わってこない
・質問に対して返事があさってのほうから返ってくる

 
このような出来事を繰り返すうちにその人のコミュニケーション能力に疑問符が付くようになりました。結果、3カ月で契約終了になりました。

●派遣切りの理由ケース③ 業務遂行能力が低い

仕事ができなくて契約終了されてしまうケースです。印象的な出来事がありました職場にはAさんとBさん2人が同時期に入社しました
 
Aさんは仕事熱心でした。家でも業務の復習をしていました。勤務態度も真面目そのものです。しかし、業務は何度教えても一向にできるようになりません。
 
Bさんは完全なプライベート重視。業務を家に持ち帰ることは一切せず、残業もよほどのことがない限り断っていました。
 
派遣は自分の余暇生活を充実させるための手段だと割り切っていましたただ、仕事はそこそこできました。
 
好対照な二人ですが、契約終了となったのはAさんでした。私もそばで見ていましたがこれには納得でした。「Aさんに教えるくらいなら新たに人を雇った方が効率的」だと思ったからです。
 
会社組織とは利益追求が第一です。そのために、業務レベルが要求水準に達していないと契約終了となってしまいます。

●派遣切りの理由ケース④ 人間関係トラブル

派遣切り理由ケース 人間関係トラブル
派遣先上司と派遣社員で人間関係がこじれてしまい、派遣切りされるケースです。上司と人間関係がこじれた際は契約終了派遣切りの対象となりやすいです
 
実際に派遣先の上司と揉めて契約終了になってきたケースを私は何度も見てきました。派遣先上司からしても、派遣社員を継続させるのか判断するのは難しいです。

・派遣社員が職場に利益をもたらしているのか?
・派遣社員が職場で上手く立ち回っているか?
・能力に問題はなくこなせているか?
・派遣社員は職場にとって必要であるのか?

 
派遣先の上司は以上のような視点から契約継続するのか判断しなければなりません。しかし、派遣先の上司も人間です。なので、派遣社員のことが嫌いであれば思いっきり思考にバイアスがかかります。
 
結果、部下(派遣社員)が嫌い→使えない(―と上司が思う)→契約終了となりえます。事実、仕事はできたにもかかわらず、上司と揉め、職場を去っていく人を見てきました。

●派遣切りの理由ケース⑤派遣社員に協調性がない

協調性がなく契約終了されるケースは次の3ステップを経ることが多いです。

①協調性がなく周りの社員と折り合いをつけられない
②業務上で周囲の協力を仰げなくなる
③仕事が進まない
④派遣契約終了

 
このステップです。プライドが高く、ひとりよがりな人が陥りがちです。その人がどれだけ仕事ができようが周囲の協力を仰げないと仕事は進みません。
 
よって協調性がないことによって契約終了となってしまいます。

●派遣切りの理由ケース⑥ 会社側の都合

会社側都合による契約終了も当然あります。例えば次のようなケースです。

・会社の業績悪化
・部署そのものがなくなる
・会社内での拠点の統廃合
・派遣社員の業務を正社員で巻き取る

 
ただ、会社都合の契約終了は、次職場を紹介してもらえるケースもあります。派遣先企業や派遣会社が次の就業先を紹介してくれる場合があるからです。特に大手企業はこの傾向が顕著です。
 
ここで大切なのは、派遣社員としての日ごろの行いです。勤務態度が悪かった派遣社員は次の派遣先をなかなか紹介してもらえません。反面、誠実に業務していた人の多くは次の職場を紹介されていました。

●派遣切りの理由ケース⑦ セクハラされた

派遣切り理由ケース セクハラされた
私が遭遇した中で、最も理不尽な派遣切りです。セクハラをされた側が派遣切りの対象となってしまいました。
 
《経緯》
職場にいたA子さんが主任のBさんにセクハラをされていました。私は横で見ていました。具体的なセクハラと呼べる行為は次の通りです。

・何度も食事に誘う
・オフィスがフリースアドレスにも関わらず常にA子の隣に座る
・業務外でA子さんに電話・メールをする
・指導係でもないのにA子さんに指導する

 
このようなことをBさんはA子さんに対して日々行っていました。明らかにセクハラ行為でした。しかし、セクハラをしているのは主任なので周りは見て見ぬふりでした。
 
やんわりと注意していた人はいましたが、事象は変わりませんでした。
 
セクハラをされたA子さんは「社内モラルホットライン」に助けを求めました。私はこれで事象改善されるだろうと思っていましたが改善されませんでした。総務担当がセクハラをしているBさんに注意もしましたが改善されません。
 
結果、A子さんとBさんを離すしかないということになりました。私は、セクハラをしたBさんを別部署に飛ばすと思っていました。しかし、会社の出した結論はセクハラされたA子さんの契約終了=派遣切りでした。
 
さすがに会社側も気の毒に思ったのかAさんの次職場を探しました。ただ時節柄、人員配置が全て終わっており受け入れ先が見つかりませんでした。
 
何とかグループ会社に声をかけ類似業務をAさんに紹介しました。「“一応”一件落着だな」と言っていた課長の言葉が印象的でした。Aさんは紹介先で時給もアップするということがせめてもの救いです。
 
これは理不尽に見えます。しかし、後で考えてみると理にかなっていると思います。理由は、会社は仕事をできる方を残す必要があるからです。会社というのはつくづく現金な組織体だなと思いました。

私の派遣切りの体験談

私の派遣切りの体験談
私は3回、派遣切りに遭いました。今思えば、100%私に原因があります。ここで私が派遣切りに遭った体験談を紹介します。

●派遣切りの体験談①ソフトバンクショップでの携帯販売

今から10年ほど前ソフトバンクショップで働いていました。2010年頃の話です。その当時はiPhone飛ぶように売れ、何もしないでも契約が取れる状態でした。
 
そのせいで私は自己の実力を勘違いし、胡坐をかいていました。具体的には「iPhoneだけを売ればいいだろう」と思っていました。
 
しかし、ソフトバンクとしては「フォトビジョン売れ」とのことでした。私も分ってはいましたが、それでも売りやすいiPhoneだけを売っていました。結果、フォトビジョンは1カ月で1台しか売れませんでした。
 

【参考情報】 フォトヴィジョン

 
注意を受けても完全に聞き流していました。結果、成績を残せない販売員として3ヶ月で契約終了となってしまいました。

●派遣切りの体験談② 大手通信会社のネットワークエンジニア

以前、大手通信会社でネットワークエンジニアをしておりました。契約終了になってしまった理由は完全に「スキル不足と実力不足」です。
 
業務内容は銀行向けネットワークの更改業務でした。ネットワークエンジニアとして派遣されましたが全く業務についていけませんでした。なにもかもちんぷんかんぷんで以下のような感じでした。

・先輩社員の言っていることが分からない
・コンフィグ変更といった基本的なこともできない
・メールも書けない(それまでビジネスメールを書いたことがなかった)
・Excelの使い方も怪しい

 
時給が2400円であったため要求されるレベルも高かったです。ただ、職場は当時、人手不足でした。よって、最低限業務をこなせればOKとのことで私が派遣されました。
 
しかし、その「最低限」の低いハードルすらも超えることが出来ませんでした。業務終了は派遣先の上司から直接伝えられました。

===
〇〇(私の名前)さん
申し訳ないんだけど今月で契約終了と言うことで・・・
===
と言われてしまいました。その日はご厚意で早く帰っていいと言うことになり昼12時を許されました。
 
あまり私が使えなかったので、上司の方に申し訳ない限りです。

●派遣切りの体験談③ コンビニのストア派遣

2008年頃、コンビニスタッフの派遣社員に応募しました。コンビニに派遣されストア業務を行います。2 ~3日研修を受けた後、独り立ちしていく予定でした。
 
しかし、研修でミスを連発。当時は接客業が初めてで緊張し、ミスがミスを呼ぶ状態でした。結果、レジ打ちのミスや現金過不足を出してしまいました。
 
よって、研修2日目で契約終了となってしまいました。「申し訳ないのだけれどこれ以上、当社からお仕事を紹介できません」と言われてしまいました。
 
当時はすごく腹が立ちました。しかし、今振り返ってみると申し訳ない限りです。
 
以上が私の派遣切り体験談です。振り返ると、総じて、最低限求められるレベルは超える必要があると思います。
 
派遣社員には仕事を作り出していくことや積極的な姿勢はそこまで求められていません。会社側に言われた業務を誠実にこなしていくことが必要です。そしてほとんどの場合、最低限のレベルは努力すれば超えられるものです。
 
過去の自分には「当たり前のことを当たり前にこなせるようになれ」とメッセージを送りたいです。

まとめ

「派遣社員が契約終了されてしまう5つのケース」を最後までお読みいただきありがとうございました。お役に立つ記事はございましたでしょうか?私は3度派遣切り(契約終了)に遭っています。
 
過去の自分は仕事を完全に舐めていました。
 
当記事は20歳の自分に向けて記載したものでもあります。当記事が不本意な派遣切り(派遣契約終了)を1つでも減らすきっかけになれば幸いです。

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この記事の執筆者

Hidenori
Hidenori
様々なアルバイト、ケータイショップの職を経て2010年よりネットワークエンジニアの道へ。NTTデータ・NTTドコモ・NTTcomなどの派遣社員を経験、現在もNTT系の企業で派遣社員として働いている。